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2008/03/23

お友達、できちゃった

今6歳の娘が1歳半すぎたとき、夫婦で転勤で富山にやってきた。職場は正社員の女性は私だけ、3年雇用の非常勤さんは未婚か結婚や出産と同時にやめてしまうことが多かった。保育園では朝はみな大急ぎでなんだか悪くてママたちに話しかけにくい。夕方も最初のころはやっぱり私自身に気持の余裕がなかったのもあるし、保育園の駐車場はせまくてあんまりのんびりしていたら迷惑だろうとなんとなく話しかけにくかった。そもそも初対面の人に話しかけるのが苦手で、それを理由に逃げてたせいもあるかもしれない。最初の年には結構いた小さい子供がいる家族もようやく環境になれて話すのも苦痛でなくなったころには最後の1件が家を建てて引っ越してしまった。
ママトークがそんなに苦痛ではなくなったのは太郎が生まれて職場復帰したくらいでつい最近の話だ。富山にきて太郎が生まれるて再び職場復帰するまでは、歯をくいしばることばかりだった。
旦那がいないくて娘と2人で過ごさなければならないときは、気がつくと泣きたくなるくらいつらかった。太郎が生まれて、再び職場復帰した今は雪の日ふだんは自転車で行く道を抱っこでいっても全然つらくない。娘はおとなしくベビーカーに乗っていて、もっと楽だったのに気持はいつも追い詰められていた。娘はかわいかった。でも心のそこから育児を楽しんでいるというにはほど遠かった。娘には悪いことをしてしまった。それでも日々成長していく娘に感謝だ。
娘が2歳にあったある日、かかりつけの耳鼻科で同じ保育園の男の子とそのママにあった。とても明るくて気さくなママで会話がはずんだ。結局娘とは違うクラスのようで同じ学年か1つしたなのかわからなかった。娘は9月生まれその子は1月生まれで年中さんまではクラスが約半年きざみになっているからだ。年中さんになり、その子と一緒のクラスになった。お迎えの時間帯があわないので一緒になるまでほとんど保育園で顔を合わせることがなかった。やはり明るいママさんでいつもだれかと楽しそうに話しをしていて、やはりなかなかママ友ができないのは私の性格のせいなのかもと暗い気持ちになった。
同じクラスになってもお迎えの時間帯がめったにあわずあまり話をしなかった。私の職場は比較的時間と休暇に恵まれていて、定時で帰れてしまうので同じ時間になる人は少なかった。だいたい、小さい子供づれで転勤してきたのに係員から係長相当のスタッフポストについてしまったのに、子供のことと以前、酔った席とはいえ
「女性とに現場のある職場にこられて迷惑だ。」
といわれたショックから立ち直れていなかった私は職場にいるのは常にプレッシャーで1分1秒足りも長く職場にいたくなかった。いつも勤務時間中にノルマを果たすべく必死だった。
娘の育児休業中はつくばにいて、つくばには家のそばに育児サークルがあり参加することができたが、富山で過ごした太郎育児休業中は皆実家が近く実家がたよりになるのか育児サークルの気配もなく、1人目以上に心身ともに産後の疲労に悩まされ気分的に積極的にママ友を作ろうという気のにもなれないまま終わってしまった。
それでも産休中はそのときはまだいた年の近い子供のママと話すのも怖かったが育児休業も半分終わったあたりで平気になってきた。
だが結局ママ友はできないまま育児休業は終了してしまった。職場復帰2か月の真夏の暑い日、太郎が高い熱を出し肺炎で入院してしまった。私は太郎の付き添いで病院で、旦那が娘の保育園のお迎えにいった。娘を連れて病院に来た旦那は、
「いやあ、友達とバーベキューに行くってなかれちゃってさ~。」
とあきれ顔だった。そのお友達の1人に以前耳鼻科であった明るいママがいて、そのママが、
「じゃ~みんなで行こう!(娘のクラスの年長さん2人の女の子のうち娘じゃないほうの子のママ)ちゃんママとおばさんメル友だから計画立てとくね。」
といってくれたのだそうだ。子供達はおお喜びで、娘もいくき満々だった。どうなるんだろうな~と思っていてるうちうに夏は終り、9月に入りその間も何度か娘に、
「バーベキューは。」
と催促された。かわいそうだから一度はさそってうちから誘ってあげようかともおもったけど、親のほうはわずらわしいかもなと思ったのと、我が家も小さい太郎を抱えてなかなか誘う元気がでなかった。たまたまその明るいママと一緒になったとき、
「これから日程調整しますから、行きましょうね!」
と声をかけられた。娘のわがままでかえって迷惑をかけてしまったのではないか心配だった。
「なんかすることあったらいってくださいね。」
といった。それからその仲良しグループに入っている同じクラスで女の子は娘をいれてももう1人の女の子のママから、キャンプに関する連絡のお手紙をもらった。ああ、明るいママともう1人の女の子ママは仲がいいだろうからいいけどなんか悪いな思い、
「何か準備することあったら連絡ください。」
と携帯のメルアドを教えた。
結局そのママと明るいママがほぼ準備してくれて、
「しおりいれておきました。」
と女の子のママからメールをもらい、げた箱をみるとそれは愉快で力作のしおりが入っていた。うちの娘の思いつきでとんだ手間をとらせてしまったと申し訳なかった。
バーベキューは9月の連休の最後の日に行われた。どうなることやらと思っていたが、娘が大喜びだったのはもちろんとても楽しい時間が過ごせた。また一緒に遊ぼうねと約束した。
それぞれに仕事をしているし、どうなるかなと思ったがその後も近くの保育園の保育科の成果発表のイベントにいったり、富山大学の子供むけのイベントにいったり、2人いるクラス担任のうちの1人が結婚するというのでみんなで披露宴の終わるころを見計らって会いにいったりとたびたび会うようになった。ちょうど「暴れん坊ママ」が放映されている次期がかさなり、実は明るいママももう1人の女の子のママもみていて、12月娘の保育園の子供たちが土曜日午前中、富山の郵便局の年賀状受け付け開始のイベントに参加することになり土曜登園の数日前、
「ママ茶しませんか?」
とのメールが入り、混ぜてもらうことにした。その時はまだ、他のママは仲がいいのかもしれないけど、無理して混ぜてもらってないかなと心配な気持ちもあったが、明るいママもう1人の女の子のママと娘が今の保育園でお世話になってから知っているやはり娘が入ってる仲良しグループの男の子のママ2人も一緒にピクニックでママ茶した。
私の心配は杞憂に終わり、特に気を使うことなく時間も忘れそうになるくらい会話がはずんだ。年も明けて、ある日私は残業になってしまい旦那のお迎えもギリギリになりちょうど明るいママと一緒になった。お迎えをした旦那から、
「ママは出張?って聞かれてもしパパが出張の時は一緒に御飯でも食べましょうっていってたぞ。」
といわれた。のちに明るいママが、
「うちいっつも息子と2人でごはんだから、別にパパと(娘愛称)ちゃんとでもよかったんだけど。」
いわれた。明るいママのおうちはパパが長期で出張に行くことが多い仕事だと話に聞いていた。
う~ん旦那、美人ママと一緒にごはんできなくて残念!
(私も全然かまわない)
チームママ茶のママたちは凡庸いやむしろヤバい私とは違いみんなそれぞれの個性をもった美人だ。そっか、じゃあ今度旦那が出張の時は声掛けてみようと思っていたある日、旦那が仕事で金・土と家を空けることになった。しかもその土曜日は娘のバレエがなく、子供2人の相手を1人でするかと思うとややブルーだった。
季節は冬。寒いし雪も降り天気が悪い。どうやって遊び相手をしたものか・・・。
ふと思い立ち、とりあえず金曜日ピクニックでお食事会をしないかともう1人の女の子のママを誘ってみた。しかし平日は何かとわずらわしいからどうだろうともったらちょうど同じくパパが出張でOKの返事、結局チームママ茶全員集合だった。子ども達は子供たちで大盛り上がり、ママはママたちで話がつきなかった。手作り風でお手頃価格の個人経営のお店は夜もそこそこお客さんがいた。とても子供におおらかなお店だったが、やや気兼ねした。
はしゃいだ子どもたちおそるべし!
「次回はカラオケの店がいいかもね。」
という話になった。そのときやはり以前から子供たちが勝手に決めていたもう1人の女の子の家に遊びにいくいう話があり、女の子ママからいつがいい?という話になった。それと翌日に新聞社の主催する「新1年生のつどい」がありそれにみんなで行くことになった。
もう1人の女の子の家にいく予定は2月から3月になってしまった。3月にお邪魔するとそれはそれは素敵なおうちで、子供達はやっぱり大騒ぎ、ママたちは話で大盛り上がりだった。なんだか富山に引っ越してきたばかりのことが嘘のようだと思った。割と子供のころから地元を離れたことがないという人が多い富山で、最初はまったく知らない人ばかりだったが、3年も経った頃からよく外出先で知っている人に会うようになった。知人とは月日とともに増えていくものなのだと思う。
ママ友がなかなかできなくて、もしかして自分に何か問題があるのではないかと思ったりもしたけど、そんなに力んだり焦ったりしなくてもあっという間に仲良くなれるもんなんだと最近思うようになった。
明るいママのように自分から積極的にはなせればそれにこしたことはないけど、そうでなくてもお友達ってできるときはできるもんだと30すぎてしかも40近くなってようやく納得した。
せっかくお友達ができたのに、この春に転勤の可能性大だ。
でもお別れの前にもう1つ楽しい予定が入っている。
今はまだそれから先のことは考えたくない心境だ。

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コメント

美輪明弘も言ってました。
その時その場で友達を作ればいいんだって。
去るものも追う必要もないし。
そしたらありのままの自分でいいんだって軽くなりました。
新天地でもあんまり頑張らないで下さい。
はりまさんらしくお過ごし下さいsun

投稿: へりじゃ | 2008/03/25 08:06

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